建築にかかるお金

5.各種引き込み工事費用


項目 解説

上水道引込み工事

水道加入金

自治体によって費用や工事区分が異なります。

上水道は前面道路に埋設された本管から枝管を取出して敷地へ引込み、敷地内のメーターに接続しますが、枝管からが私設管つまり建築主の所有となり工事負担が発生します。工事金額は前面道路と敷地の状況、引込む水道管の太さによって異なります。敷地の既設管が使用できる場合は工事費はかかりません。

また、水道を使用するためには自治体に水道加入権を支払う必要があり、管理する自治体や使用する管径によって金額は異なります。

引込み工事費:20~30万円

水道加入金 :各地域自治体にお問い合わせください。

下水道引込み工事

自治体によって費用や工事区分が異なります。

下水道は前面道路に埋設された本管から枝管を取出して敷地へ引込み、敷地内の最終枡へ接続しますが、東京23区内の場合、最終枡を含む敷地内が建築主の所有となり工事負担金が発生します。23区内では全面道路に公共枡が無い場合、工事費は東京都水道局が負担します。

引込み工事費:20~30万円

工事区分等 :各地域自治体にお問い合わせください。

電気引込み工事

電気会社によって費用や工事区分が異なります。

電気の引き込みは電柱から電線を取出して敷地へ引込み、建物支持点(建物本体や引込みポールなど)、屋外メーター、屋内のブレーカーへと接続していきます。東京電力では使用電力が10A~60Aまでの場合はブレーカーより先の屋内配線が建築主の所有となります。引込み工事に関しては、特別な状況を除いて電柱から支持点までを東京電力が無償で工事します。

支持点から先は本体工事費とし建築主負担となります。

東京電力では支持点までの引き込みは無償

ガス引込み工事

ガス会社によって費用や工事区分が異なります。

ガス引込みは前面道路に埋設された本管から枝管を取出して敷地へ引込み、敷地内のメーターへ接続しますが、東京ガスでは敷地境界までの引き込み工事を無償でおこないます。敷地内はすべて本体工事費とし建築主負担となります。但し、メーターは東京ガスから支給、貸与されます。

東京ガスでは敷地境界までの引き込みは無償

電話引込み工事

電話会社によって費用や工事区分が異なります。

電気の引き込みは電柱から電線を取出して敷地へ引込み、保安器(建物本体や引込みポールなどに取付)、屋内モジュラージャックへと接続していきます。NTTの場合は保安器までの電線と保安器がNTTの所有で、保安器からモジュラージャックまでの電線はNTTから貸与とするか買い取るかを選択できます。NTTの引込み工事はモジュラージャックの個数によって変わります。本体工事としては建物が完成してからNTTが配線工事ができるように空のCD管を配管しておきます。

また、電話の加入権がない場合は7.2万円かかります。

NTT配線工事費:2~3万円程度 

※光ファイバーなどは個別にお問い合せ下さい。

CATV引込み工事

CATV会社によって費用や工事区分が異なります。

また契約内容、端末台数などによっても異なりますので個別に見積を取って確認下さい。一般的な例としては、電柱からケーブルを取出して敷地へ引込み、保安器(建物本体や引込みポールなどに取付)、ブースタ、分配器、各室端末へと接続していきます。CATV会社の工事範囲は保安器を含めた引き込みと端末の設置、調整となります。それ以外は本体工事範囲となります。また、CATVでインターネット対応とする場合はブースターを双方向対応にする必要があります。

引込み工事・加入金:5~10万円程度